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腸内環境を整える重要性
腸内環境が悪化する原因として、食物繊維が含まれていない動物性たんぱく質や加工食品類を多く食べるという食習慣が大きいと言えます。これらの食べ物が腸内で腐敗を起こし、悪玉菌を増やしてしまい腸内環境が悪化するとアンモニアなどの有害なガスを発生させます。これは、オナラが臭いというだけではなく、口臭や体臭、肌荒れや吹き出物の原因にもなるのです。また悪玉菌が多くなると腸の働きが悪くなり腸内に老廃物がたまります。悪玉菌が老廃物を分解し有害物質が発生すると腸壁から血中に流れ血流が停滞しドロドロ血液になり、栄養が細胞に吸収されにくくなり皮下脂肪や内臓脂肪となります。
食物繊維の豊富な野菜類をバランス良く摂取し腸内環境を整えることを意識しましょう。
食物繊維の種類を知ろう
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。中でも水溶性食物繊維は水分を含みやすく便を軟らかくする働きがあります。水溶性食物繊維が多い食べ物には海藻類、豆類、根菜類、きのこ類などがあります。不溶性食物繊維はゴボウやサツマイモなど繊維質の多い野菜に含まれており腸内で水分を含み便の量を増やして蠕動運動を活発にする働きがあります。
腸内細菌の種類を知ろう
腸内細菌には代表的なもので善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類があります。
善玉菌は免疫力を高めたり消化吸収の補助をし、健康維持や老化防止などの効果を高めます。一方悪玉菌は腸内のたんぱく質を腐敗させて有害物質を作り、老化や発癌性物質との関係があると言われています。日和見菌は普段は特に影響のない細菌ですがどちらかの菌が優勢になった時にその菌を増やす特性があります。
善玉菌を増やすためには乳酸菌やビフィズス菌、または納豆やキムチ、味噌などの発酵食品を積極的に摂取しましょう。ただヨーグルトには一般的に糖質が多く含まれていたり、乳酸菌が入っていたとしても腸内に届く率が少なく腸内で定着する率も低いので、ヨーグルトの効果を感じられない人は無理に摂取する必要はありません。
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