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ITWビューティースクールTOKYO

みんな大好き!ジャンクフード編

健康リスクの高いジャンクフード
ジャンクフードとは、カロリーは高いけれど、体に良い栄養素であるミネラルやビタミンが少なく、吸収の速い糖質や体に悪い脂質、そして添加物が多い栄養価のバランスを著しく欠いた食べ物のことです。ファストフードもジャンクフードの一種類とされます。


白米や砂糖、小麦などもビタミン・ミネラル・食物繊維の少なさからその定義に当てはまります。
摂取すると脳が薬物中毒と似たような状態に陥ると言われているので、過剰に摂取することは控えた方が良いでしょう。

老化や糖尿病の原因となるAGEsを知ろう
AGEsとは「終末糖化産物」で、糖とたんぱく質が熱によって結合して糖化することでできる物質です。
たんぱく質を劣化させ本来の働きを阻害することにより老化や糖尿病、動脈硬化や癌など多くの病気の原因となることがわかっています。
糖の摂りすぎによる白内障、心臓病の原因にもAGEsが関わってきます。血糖値が高いと体内のAGEsが多いとされ、死亡や病気のリスクも一気に高くなる傾向にあり、血糖値が高い人ほど老けるのが早いと言われるのもAGEsが関わっているからです。

糖化とは体のコゲ(細胞の老化)
ホットケーキを焼いたとき、粉に含まれる砂糖が卵や乳製品のたんぱく質と結びついて、こんがり焼けて褐色になる、その現象が糖化です。G I値の高い食品を頻繁に摂取することや、飲酒や喫煙でも糖化は起こります。糖化により肌の弾力は衰え、シミ・くすみの原因となったり髪のハリや艶なども失われ美容においても悪影響を及ぼします。糖化が血管や内臓に影響を与えると健康リスクも高まります。

食用油の種類を知ろう
油分の少ない植物から、油の部分だけを抽出・精製しているのが植物油(サラダ油、大豆油、菜種油など)です。なぜサラダ油のような加工されたものは健康によくないと言われているのでしょうか。それはサラダ油の主な材料である大豆油が、溶剤を使ったり、脱臭・脱色を行わないと製品にならないため、加工度が高い食品と言えるからです。つまり精製度が高くなればなるほど、健康にはよくない傾向があります。
人工的に精製された油の問題は、酸化が起きやすいこと。すなわち体を鯖びさせ老化させる原因である活性酸素を生み出すもととなっているのです。
さらにサラダ油に代表される植物油は不飽和脂肪酸のオメガ6(リノール酸)が多いものがほとんどです。オメガ6は体内の炎症を起こしやすく、アレルギーの原因にもなり得るため、健康には不向きと言われています。

サラダ油=植物油は健康に良いとは言えない
近年健康志向が高まり、調理に使用する油も植物油以外を選ぶ方が多くなってきています。植物油に使用されているリノール酸は加熱すると神経細胞を破壊する作用のあるヒドロキシノネナールが発生すると言われています。さらにリノール酸を過剰摂取するとアレルギーやアトピー・動脈硬化や心筋梗塞などのリスクを高めるとされています。熱して酸化することにより健康を害する物質に変化するものもあるので、酸化しにくいごま油や米糠油なども取り入れてみましょう。


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