次はついつい何杯も飲んでしまうコーヒーについて。
身体への影響があるのか気になりますよね。
コーヒーは98%以上が水で作られています。
コーヒー特有の『味や香りのもとになる成分や栄養』は全体の2%にもなりません。ですのでコーヒーでも水分を摂取していることになります。
しかしコーヒーの飲みすぎは危険です!
コーヒーを多く飲むと、カフェインを多く摂取することになります。
カフェインを摂りすぎることで神経が過剰に興奮し、消化器官に刺激を与え、下痢や吐き気、嘔吐などの症状が出てしまう場合があります。また、カフェインには胃酸の分泌を促す作用もあり、飲みすぎてしまうと胃酸過多になるとも言われています。胃酸過多になることで、胃痛や胃もたれ、胸焼けの症状や異常にゲップが出やすくなったり、胃酸が食道まで上がり胃酸逆流などが起こります。胃酸逆流は口臭の原因にもなります。
またカフェインには依存性があるため、毎日摂取し続けることが習慣になっている人は、カフェインを摂らないと「離脱症状」が現れてしまいます。
カフェインの離脱症状としてあげられるのは、眠気や吐き気、頭痛、気分が悪くなるといった症状です。他にもイライラする、集中できない、筋肉がこわばってしまうという症状が出る可能性もあります。
妊娠中や授乳中は通常時よりも代謝が低くなるためカフェインを控えたほうがいいと言われます。
代謝が低くなっている時は、カフェインを分解して体外へ排出するまでの時間が通常よりも長くかかるため、カフェインの成分が体内に長く留まってしまいます。
コーヒーとダイエットの関係
最近では『コーヒーダイエット』という言葉をよく聞きます。
カフェインには脂肪を燃焼・分解させる働きがあり、さらにコーヒーが持つその香りや苦みが脂肪代謝を高める効果があると言われているからです。
またグラスフェッドバターとMCTオイルを入れたコーヒーを食事に置き換える『バターコーヒーダイエット』も話題になりました。
一方でカフェインには「コルチゾール」というストレスホルモンを増やしてしまう作用もあります。
コルチゾールが増えると食欲抑制の働きをしてくれるセロトニンが減り、身体が糖を欲するようになってしまいます。そうすることで、いつもよりたくさんの糖を摂るようになり脂肪が溜まり太ってしまいます。
ですのでカフェインの成分は、痩せる原因にも太る原因にもなるのです。
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