毎日続けられる簡単ダイエット②

ダイエット

『肩甲骨まわり』は肩こりだけでなくダイエットにも関係しています。
首の周りや肩甲骨の周りには褐色脂肪細胞という脂肪を燃焼させる細胞があり、この褐色脂肪細胞がきちんと働いていると脂肪が燃焼されやすくなり、痩せやすい身体になります。つまり、褐色脂肪細胞の多い肩甲骨まわりをストレッチで動かし活性化させれば、肩こり解消だけでなく脂肪燃焼効果が期待できるということです。

やり方はとっても簡単♪

脚を肩幅に広げて立ち、身体の前で手をクロスして、そのままひじを伸ばした状態で頭の上まで上げて、できるだけ後ろまで持っていきます。その状態のまま、上半身を前後左右にぐるぐると回しましょう。

簡単なので、朝起きたときや仕事の休憩中にもできますよね!お風呂上がりのストレッチの最初にも肩甲骨を回しておくといいですよ。

肩甲骨の周りにある褐色脂肪細胞は別名「ヤセ体質細胞」とも呼ばれています。
褐色脂肪細胞とはその名のとおり、茶色の脂肪細胞です。主に首や、わきの下、心臓や腎臓のまわりなど限られた場所にしかありません。

普通、脂肪と言えば皮下脂肪のような白色脂肪細胞をさします。白色脂肪細胞が脂肪分を貯蔵し、エネルギーを蓄えるのに対して、褐色脂肪細胞には脂肪分を分解して燃焼させる作用があるのです。もともとこの細胞は、身体に備わった発熱装置ともいえるもの。寒さで体温が下がった時に、蓄積してある脂肪を燃やして熱エネルギーを作り出す作用をします。
褐色脂肪細胞を一番多く持っているのは赤ちゃんです。赤ちゃんは自分で衣服を着たり、暖房をつけたりできないので一定の体温を保ち身体を守る体温調節能力が備わっているのです。ただ成人になるにつれて褐色脂肪細胞はどんどん減少していき、赤ちゃんの頃の4割程度になるといわれています。
またその働きには大きな個人差があり、活発に働く人は同じ量を食べても太らない、つまり「ヤセ体質の人」と呼ばれます。
褐色脂肪細胞の量の違いは遺伝によるものが多く、基本的に成人してからは増えません。しかしうまく活性化することができれば、エネルギーを多く燃やすことができます。


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