【基本編】エステティックのお話し①

ダイエット

まずはエステティックの定義について・・・
◎そもそもエステティックとは
『お客様1人1人の異なる肌や身体、そして心の特徴や状態を踏まえながら、エステティシャンによる手技そして化粧品さらには栄養補助食品やエステ機器等を使用して、皆さんの心に満足と心地よさと安らぎを与える、そして肌や身体を健康的で美しい状態に保持保護すること』というのが定義です。

◎なぜエステテックという名なのか?
<エステティックの語源と美学>
エステティックの語源は、紀元前500年頃のペルシャ大王の妃である「エステル」の美貌からきているといわれています。
王妃候補の女性たちは皆1年間、美容に時間をかけて豪華な衣装や宝石を身に着けていたそうです。
その大勢の美女たちの中にエステルがいました。エステルは誰よりも美しくそして教養もあったようでペルシャ大王はそんな彼女を愛して、エステルは王妃となります。このお話がエステティックの語源になったそうです。エステルが相当な美しさだったと想像できますね。
そこから「美とは人間に満足や快感を与える対象である」とドイツの美学者のバウムガルテンが定義したと言われてます。
それ以降エステティックとは『美学、審美、美意識 』という意味があるとされてきました。
ではエステテックの本質に迫ります。

◎エステティックの本質
世の中の美学の歴史はとても古く、昔から私たち人間は美への興味を示していたということがわかります。やはりエステティックの本質は誰の心にもある「美しくありたい」や「若々しくありたい」という欲求や願望を実現して皆さんに幸せと満足感をもたらすことなんですね。
哲学的な話をすると、美に対する観念は主観的なものなので1つの概念にはおさまりません。もちろんですが、見える部分の美しさがあれば、見えない部分の美しさもあります。そしてその時代に影響される美しさもあれば、影響されない美しさもあります。
例えば向日葵を見て綺麗と思う人もいれば、バラの方が綺麗と思う人もいるでしょう。要は美の基準は人それぞれです。これはエステティックにおいても同じことです。
現在のエステティックにとって大切なのは
基本の美を踏まえた上で、それぞれのお客様の美の基準を尊重して、お客様ごとの提案・ケアをすることだと考えられます。


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