前回まで、脱毛の痛みは「脱毛部位」や「脱毛方法」によって違いがあることをお伝えしました。
ご説明した通り痛みの感じ方には個人差があります。
実はその中でも「敏感肌」「肌の色が黒い方」「毛深い方」は痛みを特に感じやすいと言われています。今回はその理由をお伝えします。
敏感肌の方
敏感肌の方は、普通肌の方よりも肌表面の角質層が薄いため、肌のバリア機能が弱く刺激に対して敏感な状態になっています。そこに脱毛の照射の刺激を受けることで痛みを強く感じるのです。
また肌が乾燥した状態で脱毛を受けることも痛みを増加させてしまう原因です。
肌の色が黒い方
脱毛は毛の『黒いメラニン色素』に反応するため、肌の色が黒いと肌表面の色素にまでライトやレーザーが反応してしまいます。そのため白い肌よりも黒い肌の方が刺激を強く感じやすくなります。
また黒い色を識別しダメージを与える仕組み上、肌の色が黒い方はやけどのリスクが若干高くなってしまいます。
このようなことから、普段は肌が白い方も夏に日焼けをしている場合は、日焼けがおさまってから脱毛を受けることをおすすめしています。
肌の色が黒い方は、メラニン色素に反応しない蓄熱式の脱毛方法を選ぶと痛みが少ないためそちらもおすすめです♪
毛深い方
毛深い方は、毛が密集している部分が多いため脱毛の痛みを感じやすいと言われています。肌の色が黒い方の説明でお伝えしたように、脱毛のライトやレーザーは毛の黒いメラニン色素に反応するため、毛深い方は反応する部分が多く、照射時間が長くなり痛みが強くなります。特にVIOや脇は他の部位よりも皮膚は薄く敏感な部分ですが毛が太いため、余計に痛みを感じてしまいます。
上記3つの肌タイプに当てはまる方は、なるべく痛みを感じないご自身に合った施術方法を選びましょう。もし照射時に痛みを感じることがあれば、痛みは我慢せず施術者へお伝えくださいね。
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