アレルギーにおける炎症と拒否反応
アレルギーとは体の中に異物が入ることで免疫システムが病原体ではない異物へ攻撃し、炎症を起こすことです。皮膚症状や呼吸器症状・消化器症状など幅広い症状をきたすことになります。身近なところでは、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状の原因とも言われています。
レプチンについて知ろう
食欲はホルモンの働きによって増進したり抑制されたりしていますが満腹を感じる満腹中枢はレプチンというホルモンの影響を受けています。食後に血糖値が上昇し脂肪細胞が刺激されレプチンが分泌され食欲を抑制します。このレプチンの血中濃度を高い状態に保つことによって食欲をコントロールすることができるのです。レプチンが多く分泌されるのは食後20分後からと言われており、早食いやよく噛まずに食事をすると充分にレプチンの分泌ができず満腹感を感じるまで時間がかかり食べ過ぎにつながります。20分以上かけてゆっくり食事をすることにより満腹中枢が働き出し食べ過ぎ防止の効果を得ることができます。
便秘は病気の素である
便が腸内に長くとどまると腐敗し、有害物質が発生します。大腸癌や大腸ポリープなどの病気を引き起こす原因となるほか有害物質が腸壁から吸収され血流に乗って全身に広がり、鬱や認知症、脳梗塞や免疫力低下などを引き起こすと考えられています。便秘を改善するためには睡眠や喫煙・アルコール摂取を控えるほか食物繊維が豊富な食材や乳酸菌を摂取するなど食生活の改善も必要になります。
男性も便秘や腸内環境の悪化に気をつけましょう
主に女性が悩むことが多い便秘。思春期頃から便秘の症状を訴える方が多い傾向にあります。男性は女性よりも比較的食事の摂取量が多いため排便量が多く頻度も高い傾向にあり、便秘に悩む方も少ないと言われています。しかし腸内環境においては高脂質・高糖質な食事やアルコール摂取が悪玉コレステロールの増加につながり、便秘の症状がないため腸内環境の悪化に気づかない男性も多く見られます。便秘の症状だけを指標とせず日常の食事や生活習慣に気をつけ腸内環境を意識することが大切です。
腸内細菌のバランスについて
腸内細菌のバランスのことを腸内環境と言います。
腸内には3つの細菌が存在しています。免疫力を高めたり悪玉菌の繁殖を抑える善玉菌、匂いの元や有害物質を作り出す悪玉菌、どちらかの細菌の優勢な方に味方になる日和見菌です。
理想的なバランスは善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合と言われています。この調和を保つことで健康的な腸内環境を作ることができます。
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