ビタミンB群を摂取する重要性
補酵素の働きをするビタミンB群はダイエットで必要な栄養素です。摂取した糖質や脂質・たんぱく質は消費してエネルギーとなりますが、その時に必要なのが酵素です。ビタミンB群はこれらの酵素の働きを助ける役割を担っているので不足するとエネルギーが合成できず代謝の低下につながるほか、身体の疲労感やむくみ、肩こり、口内炎や肌荒れが起きやすくなります。うつ症状の原因とも言われており、マグネシウムと合わせてストレスによる消費と摂取不足が危険視される栄養素でもあります。
しかし、ビタミンB1は水溶性ビタミンで、摂取してもすぐ尿として排出され、体内で保持することができないため、常に摂取しておく必要があります。
おすすめ食材
◎ニンジン、カボチャ、トマト、ピーマン、ホウレンソウなどの色が濃い野菜、緑黄色野菜はミネラルやビタミンが豊富でおすすめです。
◎わかめや昆布、ヒジキなどの海藻類と、ゴマやくるみなどの種子類はマグネシウムやカルシウム、亜鉛、鉄などのミネラルをバランスよく含み、ビタミンも豊富に含まれています。種子類は良質な脂質も摂ることができるため必ず摂取したい食品です。
◎きのこ類は低カロリーでありながらビタミンが豊富で、野菜に負けないダイエットの味方!まさに高N/Cレート食品の代表です。
◎イモ類は穀物なので炭水化物になりますが、さつまいも、さといも、やまいもはカリウムやビタミンC、ベータカロチン、植物繊維が豊富で食材として取り入れるのは問題ありません。
マゴワヤサシイ食材
健康的な食生活をおくることができる和の食材を語呂合わせにしたものがマゴワヤサシイ食材です。
「マ」が豆類、「ゴ」がゴマなどの種子類、「ワ」がわかめなどの海藻類、「ヤ」が緑黄色野菜、「サ」が小型の魚、「シ」がしいたけなどのきのこ類、「イ」はイカ類を指します。
和食=健康食とは限らない
昨今世界中でヘルシーだということで和食が注目されています。しかし代表的な和食のメニューで白米、味噌汁、焼き魚、卵焼き、漬物などは比較的塩分が多く和食というだけで一概に健康食とは言えません。和食のデメリットは糖分と塩分が多いことです。栄養バランスの取れた和食を心がけましょう。
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