プロが学んでいる知識を公開します⑥

ITWビューティースクールTOKYO

〜今回も食事編です♪〜

G I値とは食品に含まれる糖質の吸収の度合いを示すもの
食事をすると摂取したものは体内で「糖」になり血液中に流れて「血糖値が上昇」します。作られた糖は体を動かすエネルギーになりますが、急激に増えると「インスリン」が血糖値を下げようと分泌されます。インスリンには脂肪を作り脂肪細胞の分解を抑制する働きがあるので、分泌されすぎると肥満の原因になるのです。血中のブドウ糖の濃度は上げすぎず下げすぎず一定の幅に抑えることが大切です。

インスリンの分泌を抑えるためには血糖値の上昇を緩やかにする必要があります。そこで目安になるのが『GI値』なのです。GI値は低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インスリンの分泌も抑えることができます。GI値が70以上の食品は高G I食品、56〜69の食品は中G I食品、55以下の食品は低G I食品とされています。
GI値が70以上に該当する糖の吸収の速い高GI食品が体に入ってくると、瞬間的に血糖値が上がり、脳が過剰に上昇したと認識しインスリンを急いで分泌します。
しかしインスリンが出すぎて正常以下の血糖値まで下がってしまい、逆に低血糖に陥り、また何か食べたくなってしまう・・という「低血糖スパイラル」にハマってしまうことがあります。このような状態になると、食後に眠くなったり、だるく集中力が散漫になったりすることもあるのでGI値の高い食品の摂取には気をつけなければなりません。
食品のG I値を活用しコントロールしましょう。


糖質コントロールで病気を防ぐ
糖を摂取し血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌され血糖値が下がり、食後約2時間で空腹の値に戻ります。高血糖の状態は、血管に負担をかけ動脈硬化のもととなり、さらに脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞などの合併症へとつながります。また高血糖の状態が長く続くと「糖尿病」になるリスクが高くなります。

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