ITWビューティースクールTOKYOの痩身エステ教本の中からプロが学んでいる知識を公開!
〜エステティシャンの卵が日頃勉強している知識を紹介します〜
これを知っておくと皆さんも「そういうことなんだ!だから痩身エステって有効的なのね!」と納得できますよ♪
運動だけでは痩せられない!?
肥満の原因には、食生活が大きく関わっています。食生活を変えずに運動のみでは痩せることは難しいため、食生活の見直しは必須です。
ダイエットにおいての食生活の重要性
筋トレや有酸素運動を行うことはダイエットにおいて必要ではありますが、その分糖質・脂質の高い食材を摂取していては良質な筋肉が出来ないどころか思うように減量ができません。食材によって同じカロリーであっても脂肪燃焼に必要な肉・魚などのタンパク質、体内の毒素を排出するビタミン・カリウムなどを含む食材を意識的に取るよう心がける必要があります。
代表的なコントロール法と言えば糖質制限です。炭水化物の一部である糖質を摂取すると糖分を脂肪細胞に送り込むインスリンが多く分泌され体脂肪の蓄積につながってしまいます。なので糖質を制限すると効果があるのです。
食生活の見直し、改善はダイエットを成功させるためには必須と言えます。
運動によるカロリー消費に伴う食欲の増加
運動をすることにより運動強度(運動する本人の身体能力を基準としての数値)が上がりカロリー消費が増える分、体のメカニズム上、食への欲求が増え過食へ傾いてしまうことが多いのも事実です。また運動直後は空腹感はなくとも数時間経つと食欲が増進することがあります。
また運動による肉体疲労が蓄積することにより、体を守ろうと代謝を下げ、脂肪を蓄えるストレスホルモンが分泌され食欲増加につながります。
なので運動後の食欲を制御するためには有酸素運動だけではなく代謝を上げる筋トレのような無酸素運動も取り入れてみることをおすすめします!
<有酸素運動>
有酸素運動とは、酸素を利用して体内のエネルギーを消費する運動のことを指します。この運動は、長い時間をかけて行うことができる強度の低い運動であればあるほど、酸素を使う効率、つまり有酸素性が高まります。逆に、短時間しか行えない強度の高い運動は無酸素運動と定義されています。
そして、体脂肪が燃えやすいと言われる有酸素運動でさえ、消費するカロリーの約半分は糖質と言われます。つまり、有酸素運動はダイエッターにとって、時間効率が悪いことも知っておきましょう。
効率を考えた運動メニューを組み立てる
脂肪を燃焼するためには体内に十分な燃焼材料としての酸素が必要です。減量において有酸素運動が有効ですが、皮下脂肪、内臓脂肪を消費するためには20分以上の運動が必要と言われています。
しかし有酸素運動は疲労が蓄積し、呼吸も浅くなるため燃焼に必要な酸素が不足します。息苦しくなれば無酸素運動に切り替わるので脂肪燃焼にはつながりません。
長時間の有酸素運動を中心にするのではなく、時間効率も踏まえて、運動を日々継続するため代謝を上げる無酸素運動も取り入れてメニューを組み立てましょう。
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